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鞍掛山ってどんな山?

2019.04.22

6月と10月に予定しています、StepUp2 ~鞍掛山ツアー~のご紹介です。

「くらかけやま」と読みますが、調べてみると全国各地に同じ名前の山はたくさんあるようです。馬の背に鞍をかけたような形の山容が名前の由来となっていますが、山中の古道によく見かける馬頭観音にも表されるように、山と人と馬が密接につながっていた時代が確かにあったことが分かります。

今回山頂を目指す山梨県北杜市にある鞍掛山は、ちょうど日向山甲斐駒ヶ岳の間に位置する標高2037mの山です。途中までは人気の日向山と同じルートを辿りますが、その先は登山者も少なく静かな山歩きを楽しむことができるいわば隠れた名山。麓からだとどれがそのピークかはなかなか判別しづらいのですが、写真のように、甲斐駒ヶ岳に通じる黒戸尾根から見るとその山容がよく分かります。(写真は秋に撮影したものです。右手が鞍掛山。中央の小さなとんがりは鋸岳)

そしてなんといってもこの山の魅力は、山頂近くの展望台から望む甲斐駒ヶ岳・黄連谷の大パノラマです。黒戸尾根の稜線も手に取るように望むことができ、その壮大なスケールは感動的です。歩行距離、標高差からしても健脚者向きのコースではありますが、甲斐駒ヶ岳の懐の広さを味わえる充実の一日になること間違いなしです!6月は登山道沿いに咲くこの時期ならではの高山植物を、そして10月は紅葉の景色もぜひ一緒に楽しみましょう。ご参加お待ちしております!